トップ > 痔の原因・症状・治療 > いぼ痔(内痔核)の原因・症状・治療

いぼ痔(内痔核)の原因・症状・治療

いぼ痔という名前ですが正式には痔核と言います。いぼ痔の中でも、歯状線よりも上にできるものを内痔核といい、下にできるものを外痔核といいます。内痔核は他の切れ痔などとも比べても多い痔の症状です。


いぼ痔はもともと何でできているの?答えは、肛門の奥にできた静脈のかたまりなんです。いぼ痔は便秘などが原因でうっ血して出血しやすい状態になります。便秘の際には普段よりもいきみが大きくなるからです。これと同じ理由で、女性は出産後に痔になりやすいのです。あとはスポーツなど体を激しく動かす場合にも注意が必要です。また、数秒もの間いきみ続ける癖のある人は、いきむ時間を1秒ほどに短くすると内痔核になりにくくなるようです。


いぼ痔は人間が2足歩行であることもできる原因の1つです。4つ足歩行の動物には、いぼ痔はできないらしいのです。2足歩行だと心臓が肛門よりも上にあるので、血が重力によって下にたまるからでしょうか。


いぼ痔の内痔核が悪化すると、付け根の部分の粘膜がたるむと肛門の外まで飛び出すことがあり、これは脱肛と呼ばれます。内痔核が外へ出たり中へ戻ったりする状態となります。脱肛の状態になると、10人に1人くらいは手術が必要になるそうです。


うっ血の場合には、軟膏を使って炎症をやわらげることができます。しかし、脱肛した場合のこの粘膜のたるみは軟膏では治せないので、粘膜のたるみ自体を治療しなければなりません。


内痔核には軽い症状のものから重い症状のものまであります。内痔核の軽い症状のものから順に治療方法も含めてご紹介していきます。


小さな痔核が歯状線内側にある時で、痛みはあまりないが排便時に出血がある。この状態では病院での出血の治療には注射硬化療法が使われることが多い。

排便時に痔核が肛門の外に出るが、排便が終わると自然に肛門の中へ戻る。軟膏や座薬で治療するのがよい。この状態の治療には、病院ではALTA療法(ジオン注)やゴム輪結紮術が使われることが多い。

排便時に痔核が肛門の外に出て、排便後も自然には肛門内に戻らない。指で押せば元に戻る。病院ではALTA療法(ジオン注)や痔核根本手術、注射硬化療法が使われることが多い。

痔核が日常的に肛門外へ出ている。指で押しても戻らない。ここでは、病院では痔核根本手術や注射硬化療法などをすることが多い。

どのタイミングで病院へ行ったらよいかですが、最初の段階で病院へ行く人はまずいないでしょう。そして、いぼ痔に限らず、どのタイプの痔にも言えることですが、かなりひどくなっていても病院へ行こうとしない人が多いです。


痛さが我慢できる程度だと病院へ行かずに自分で薬を買って治してしまおうと重いがちですが、なるべく早く行って治してしまいましょう。

この記事のカテゴリーは「痔の原因・症状・治療」です。
いぼ痔・切れ痔・痔ろうの原因・症状・治療について解説。
関連記事

いぼ痔(内痔核)の原因・症状・治療

いぼ痔という名前ですが正式には痔核と言います。いぼ痔の中でも、歯状線よりも上にで...

いぼ痔(外痔核)の原因・症状・治療

また、外痔核の場合は出血などの症状は内痔核とあまり違いはありませんが、内痔核とは...

痔ろうの原因・症状・治療

痔ろうはあな痔とも呼ばれるもので、歯状線が細菌などによりうんでしまい、うみが無く...

切れ痔の原因・症状・治療

切れ痔(裂肛)の原因ですが、便秘などによって硬い便を無理に出すことが挙げられます...